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Apple、OpenAIの取締役会に「オブザーバー」席を確保

Appleは先月のWWDCでのOpenAIとの提携発表に続き、新しい報告によると、技術大手AppleはOpenAIの取締役会に「オブザーバー(観察者)」の役割を確保することになりました。

今年後半に実施されるこの新しい取り決めにより、Appleの長年のマーケティング責任者でありAppleフェローであるフィル・シラー氏が、同社を代表してこの役割を担うことになります。

ブルームバーグによると、AppleのOpenAI取締役会での立場は、AI企業の最大の支援者であり主要技術提供者であるMicrosoftの立場に似ています。

シラー氏は取締役会の会議に出席することができますが、投票権や他の取締役の特権は持ちません。しかし、この役割により、AppleはOpenAIの意思決定プロセスに貴重な洞察を得ることができます。

AppleとOpenAIの提携は、6月のWWDCで発表され、iOS 18の一部としてApple Intelligenceの機能にChatGPTの統合がもたらされることになります。

この提携には、両社間での金銭的な取引は含まれていません。報告によると、AppleはiOS 18でのChatGPTへの露出を「金銭的補償と同等以上の価値がある」と見なしており、OpenAIはAppleのプラットフォームのリーチから利益を得ています。

ブルームバーグの報告によると、シラー氏は「まだOpenAIの取締役会の会議に出席していない」とされ、「状況の詳細はまだ変わる可能性がある」と述べています。この慎重なアプローチは、両社がこの新しい関係を慎重に進めていることを示唆しています。

シラー氏のこの役割への任命は、彼の豊富な経験と現在のAppleでの責任を考えると特に注目に値します。

2020年にAppleフェローの役割に移行して以来、シラー氏はApp StoreとAppleのイベントを引き続き率いており、CEOのティム・クック氏に直接報告しています。彼はまた、App Storeをグローバルな独占禁止法の申し立てから守るためのAppleの取り組みの最前線に立っています。

オブザーバーとしてでもOpenAIの席を確保することで、Appleは主要なAI研究機関のひとつに関する貴重な洞察を得る位置に自らを置くことになります。

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KAI
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